生理の不調や婦人科系のトラブルで悩む女の子たちの間で、オーガニックナプキンや布ナプキンの人気が少しずつ高まっています。
オーガニック志向ブームの影響もあり、
気になる!
使ってみたい!
と思う女の子が増えている一方で、
興味はあるけどなにがいいの?
どれを使えばいいのか分からない
コスパ悪そう
という疑問を持っている女の子もたくさんいると思います。
今回は、わたしの愛用品でもあるオーガニックナプキンNatracare(ナトラケア)をおすすめさせてください。
ナトラケアおすすめの理由と、ナプキンが体にあたえる影響についてもくわしく解説していきます。
オーガニックナプキンとは
オーガニックナプキンとはオーガニックコットンを100%使用し、自然由来の原材料のみで作られたナプキンです。
オーガニックコットンとは農薬を使用しない有機栽培の綿花のことで、製法から廃棄に至るまで地球環境に優しく、女性のからだにもとても優しく心地のよいコットンなのです。
ケミカルナプキンとの違い
わたしたちがドラッグストアなどで手に入れる生理用品の多くは、女性の肌を刺激する化学物質がたくさん使われています。
一般的な生理用品の特徴
- コットン部分は大量の農薬をまいて栽培された綿花
- トップシートは塩素で漂白
- 吸収性を高めるための高分子吸収剤(吸収ポリマー)
- プラスチックや香料など
そのためケミカルナプキンとも呼ばれており、以下これらの一般的なナプキンをオーガニックナプキンと比較してケミカルナプキンと称していきます。
このような女性のからだに優しくない製品を使用しない選択肢として、オーガニックナプキンや布ナプキンを使用する女性が増えています。
肌トラブルの原因となる化学物質を原材料にしたケミカルナプキン。
対してとことんお肌に優しくデリケートゾーンをいたわってくれるのがオーガニックナプキンです。
オーガニックナプキンのメリット
なんとなく不安だなって思っているあなたのために、なぜオーガニックナプキンがいいのか、そのメリットについてみていきましょう。
順番に解説していきます。
いつもより快適!
これまでのケミカルナプキンからオーガニックナプキンに変えることで
「肌に優しくて気持ちいい」
「デリケートゾーンがあたたかい」
「生理が早く終わるようになった」
「ムレない」
「カブレない」
「かゆくならない」
「臭いがない」
など
いままでよりもブルーデイが快適に過ごせるようになったという感想をたくさん耳にします。
肌に優しくてきもちいい。
だから使う。
それだけでオーガニックナプキンをえらぶ理由は十分ではないでしょうか。
生理トラブルの改善
わたし自身の生理トラブルが改善したお話を。
美美のスペックとして
- ピルを服用している
- 生理の日数は3日程度(ピルによるコントロール+40代で経血量が少ない)
- 元々生理痛持ちではない
といったこともあり、
「生理が早く終わる」や「生理痛がなくなった」などよく言われている点については検証することができませんでした。
ですが、
オーガニックナプキンを使用した感想
- どろっとした経血がなくなった
- 生理終わり頃にあったかゆみがなくなった
- デリケートゾーンが包みこまれるような心地よさ
などを実感しました。
肌に触れる面が守られていることは、こんなにも心地よいものなのかと感動したことが一番にあります。
もうこれだけでも一生使いつづける価値は十分にあると感じています。
経皮吸収による不安の解消
つぎに「経皮吸収」とケミカルナプキンの関係性についてみていきましょう。
経皮吸収とは?
経皮吸収とは皮膚を通して物質が体内に吸収されることで、その割合は皮膚のなかではデリケートゾーンが最も高く、腕の内側の42倍もあるといわれています。
デリケートゾーンの経皮吸収率が非常に高いことを知ると、どのような原材料で作られたナプキンを使用するのか真剣に考えるきっかけにもつながります。
経皮毒のからだへの悪影響
この経皮吸収によって有害物質がからだに与える影響について、近年分かってきたことが多くあります。
たとえば、経皮吸収率の高いデリケートゾーンが生理用品から受ける悪影響もそのひとつです。
近年増えている婦人科系トラブル
- 貧血
- 生理痛、生理不順
- 不妊、流産
- 子宮内膜症、子宮筋腫
- 婦人科系ガンなど
これらの婦人科系トラブルが増加傾向にあるという事実が問題視されており、多くの医師が「経皮毒」の可能性を挙げています。
さらに恐ろしいことに、皮膚からの吸収は消化器官を通らないため10日経っても1割程度しか排出されないとまで言われています。
デリケートゾーンから有害物質を経皮吸収すると、それらが排出されにくく体内に蓄積してしまうというのは女性にとって見過ごせない問題です。
経皮毒は賛否両論
実のところ、経皮毒に関しては賛否両論あるのが現状です。
多くの医師たちから危険性が指摘されていますが、なかなか立証されにくい部分でもあるそうです。
一方で、
「高分子ポリマーが膣から体内に入り込む」はデマ!
「紙ナプキンの成分が皮膚から吸収されて、婦人病を起こす」なんてありえない!
と科学的根拠を提示せずに言い切る産婦人科医の方もいらっしゃったりしますが・・・。
あえて美美はここでケミカルナプキン有害説について議論するつもりはありません。
解明されていない部分はもちろんありますが、わたし自身が生理のトラブルが改善したり、その快適さを実感しています。
だから美美はオーガニックナプキンを選択をしました。
経皮毒について専門家の意見は?
以下に、ネット上の医師による文献をいくつか拝借してまとめてみました。
インターネット上に溢れる多くの情報の選択権はあなた自身にあります。
ご自身にとってしっくりくる考え方を選択してくださいね。
近年、以前にはほとんど見られなかった子宮内膜症患者が急増し、また、月経不順や不妊症の増加、婦人科系ガンの発症率なども軒並み上昇している。
その原因の一つとして、有害化学物質の経皮吸収による影響を、婦人科医として大変危惧していた。出産や手術の際に子宮からシャンプーの匂いがしたり、実際にシャンプーを変えることで不調が軽くなった患者をこれまでたくさんみてきた。
(参照)”有害化学物質の経皮吸収”がもたらす婦人病リスクとは? 産婦人科医の池川明先生がシャンプーなど日用品からの経皮吸収に警鐘
経皮毒の危険性が高い生活用品トップ5
1、シャンプー・リンス
2、ナプキン
陰部からの経皮吸収率は、腕と比べると42倍と大変高い数値となっています。
そこへ毎月、長時間使用するナプキンには、経皮毒を疑わせる物質が含まれています。
清潔に保つための塩素漂白剤と、吸収&凝固の性質をもつ高分子ポリマーです。塩素漂白剤はダイオキシンの原因とも言われています。
これらは子宮系や皮膚の病気をもたらすとも言われています。
3、入浴剤
4、洗濯用洗剤
5、歯磨き粉
(参照)経皮毒の危険性が高い生活用品トップ5
2012年には、アメリカのモデル、ローレン・ワッサーが、化学物質を使用したタンポンが原因と考えられるトキシック・ショック症候群(TSS)*1 により、死の淵を彷徨った末に、血液が届かず壊死している片足を切断することになった出来事も世の中に衝撃を与えました。
*1 トキシック・ショック症候群とは、黄色ブドウ球菌が生産する毒素によって引き起こされる全身性細菌中毒で、タンポンの長時間使用などが大きく関わっており、致死的な状態に陥ります。
(参照)HIRYUの健康サポートマガジン 病を己で治す オーガニックコットン編
原文のまま一部を掲載しています。
オーガニックナプキンのデメリット
地球と女性のからだに優しくて、生理トラブルも改善してくれるオーガニックナプキンですが、デメリットもあります。
順番に解説していきます。
値段が高い
農薬を使用しない有機栽培で育てるオーガニックコットンは、生産に人の手間や時間がかけられているため、大量生産の安価なコットンに比べて市場価格が高いです。
オーガニックナプキンはケミカルナプキンに比べ割高になってしまうのは仕方がないといえそうです。
買える場所と種類が少ない
どこのドラッグストアでもたくさんの種類があるケミカルナプキンとはちがい、オーガニックナプキンを取り扱うお店はまだまだ少ないです。
医薬部外品として認可された日本初のオーガニックナプキンが誕生したのは2011年と、ほんのつい最近の出来事なんです。
2011年、日本初の“コットン100%のトップシートと高分子吸収材不使用を両立した生理用品”として誕生したナチュラムーン(※)
※医薬部外品認可を受けている生理用ナプキンとして(2011年当社調べ)
(参照)ナチュラムーン公式サイトより
この市場は歴史が浅くまだまだ成熟していないこともあり、選択の幅も少ないです。
吸収力への不安
吸収性を高めるための高分子吸収剤(吸収ポリマー)という化学物質が使用されていないのがオーガニックナプキンのいいところ。
でもそれが吸収力の妨げになってしまうのも事実です。
こまめにナプキンを替えることでその不安は解決できますし、長時間汚れたシートが肌に触れたままになることを回避するというメリットにもつながります。
オーガニックナプキンをはじめよう
デメリットもあるけど、それらをカバーして余りある良質で価値あるオーガニックナプキン。
そのなかでもすべての女性におすすめしたいのが、美美愛用のオーガニックナプキンNatracare(ナトラケア)です。
なぜナトラケアがいいの?
ナトラケアおすすめの6つの理由。
それは女性にも地球にも優しいナトラケア6つのフリーです。
①農薬フリー(=オーガニックコットン100%)
肌に触れる部分はGOTS認証を取得したオーガニックコットン100%を使用。
石油由来の化学繊維を使わず、生分解可能な自然素材でつくられています。
②完全塩素フリー
一般的な生理用品の素材は塩素で漂白されていますが、ナトラケアは全製品が漂白から仕上げまで一貫して塩素を使わない「無塩素漂白」を採用しています。
無塩素漂白は2タイプ①ECF…漂白そのものには塩素を使わず仕上げのみに塩素系漂白剤を使う方法
②TCF…漂白から仕上げまで一貫して塩素を使わない方法
③高分子吸収剤フリー
石油由来の高分子吸収剤(経血を吸収してゲル状に固める吸収剤)を一切使用せず、ナトラケアは植物セルロースパルプ(ふかふかの木のパルプ)を使用しています。
さらに漏れを防いでくれる外側シートも、植物由来の生分解可能なビオフィルムでカバーしています。
④プラスチックフリー
ナプキン本体はもちろん、木のパルプからつくる植物性の吸収剤、包装紙から外箱にいたるまで。
すべて生分解可能な素材のみで作られており、石油由来のプラスチックを一切使用していません。
⑤香料フリー
消臭剤としての香料を一切含みません。
⑥添加物フリー
添加物のパラベン、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、ホルムアルデヒドを一切含みません。
地球に優しいオーガニックナプキン♡
いかがでしたか?
お肌に直接触れるものだからこそ、とくに生理用品にはこだわりたいですよね。
また、オーガニックナプキンを選択することは地球環境を守ることにもつながります。
地球全体のサスティナビリティへの貢献にもつながるオーガニックナプキン、ぜひあなた自身の肌で感じてみてくださいね。
おすすめのオーガニックナプキンについてはこちら
おすすめのオーガニックパンティーライナーはこちらをどうぞ