40代でお顔のアンチエイジングを考えた時、あなたはどの手段を選択しますか?
ヒアルロン酸?
ボトックス?
糸リフト?
ほうれい線がヤバすぎてマスクを外せない。
気付いたらフェイスラインが大きくなってきた。
まぶたのたるみが進行してアイラインがうまく引けない。
あとおでこのシワと目の下のたるみと・・・
もう今のお顔の悩みをあげ出したらキリがないですよね。
じゃあさ。
もうソレ全部いっぺんにお直ししちゃいませんか?
今回は45歳のわたくし・美美が総額300万円をかけて行った顔面大規模工事について、詳しく解説していきます。
同年代で美容整形をお考えのあなたの参考になれば幸いです。
相談内容
患者:美美(45)
時期:2022年コロナ禍
お悩み①:たるみ
一番の悩みはフェイスラインのたるみとほうれい線でした。
コロナ禍の3年間で急激に成長したこのほうれい線はマスクのせい?
それとも加齢のせい?
さらにフェイスラインのたるみがヤバい。
骨格診断によるわたしの輪郭はベース型で、元々はほおからあごにかけてシャープできれいなフェイスラインだったんです。
それがいつしか気づくと肉が下がってフェイスラインが四角っぽくなってきてる。
ヤバくないですか?
輪郭変わるとかめっちゃこわくないですか?
このままじゃ恥ずかしくて絶対マスク外せない!
ということで。
解決法①:糸リフト
そうだ!糸リフトしよう♪
フェイスラインの悩みを解決する方法としては、当時はコレ一択でした。
でも実際やってみて今になって思うことは、全然「一択じゃなかった」ですね。
そのほかの選択肢についてはまた別の機会にお話しさせてください。
その頃のわたしは知識もまだまだ浅かったということで、糸リフトを選択しました。
お悩み②:眼瞼下垂
眼球にまぶたが3分の1ほどかぶっている中程度の眼瞼下垂でした。
加齢によりまぶたを開く筋力が弱くなるため日常的におでこの力を使って目を開いている状態。
人と会話をする時に目を見開くくせがあるため、いつもおでこにシワができていました。
さらにこの習慣によって引き起こされる慢性的な肩こり・頭痛にも悩んでいました。
解決法②:二重切開によるMT法
二重全切開+MT法(ミュラータッキング法)による眼瞼下垂手術を行いました。
眼瞼下垂の治療により、美容観点(目の大きさ・おでこのシワ)だけではなくQOLの向上(肩こり・頭痛の改善)の問題も解決することができました。
なぜ眼瞼下垂の手術に至ったかはこちら。
どこで?
ところ:神戸市内のDクリニック(全国展開あり)
調べに調べて吟味した3つのクリニックでカウンセリングを受け、その結果友人の紹介でDクリニックに決めました。
理事長による大きな施術はほとんどが口コミだというこちらのクリニック。
もちろん検索すれば普通に出てきますが、特にSNSなどで強い発信をしていません。
先生のポリシーだそうです。
なので今回はあえてクリニックの名前は公開していません。
いろんな意味で責任を持てないので。
施術内容
さて。
上記のふたつのお悩みを引っさげてDクリニックのカウンセリングを受けました。
当初、糸リフトと眼瞼下垂手術の相談でした。
それがですよ。
カウンセリングの結果、なぜか総額300万円相当、トータル7項目の手術を受けることになりました。
それでは順番に発表していきましょう笑。
①糸リフト
今回わたしにとってマストの施術。
先生の診断により合計16本の糸を入れました。
テスリフトやVOVリフトなどではなく普通のコグリフトです。
先生曰く、
これ以上おすすめしないくらい上げてます。
とのことでした。
うおーめちゃくちゃうれしいじゃないですか!
その言葉のとおり、ぎゅいーんって上がりました。
ただ、SNSなどの症例と比較すると、わたしのダウンタイムは結構重いほうだったように思います。
1週間くらいは好きなものが食べらませんでした。
詳しい術後の経過はこちら
糸リフトやった
②眼瞼下垂MT法+二重全切開
二重のラインに沿って切開し、余分な脂肪を切除する二重全切開手術を行いました。
同時に、まぶたの裏側の筋肉を縫い留めて目の開きをよくするMT法(ミュラー筋タッキング法)も。
二重切開とMT法は多くのクリニックで眼瞼下垂の治療としてセットで行うので、今回は1つの施術としてカウントしています。
これによって、
- きれいな二重のライン作り
- たるみの原因となる余分な脂肪の除去
- 眼瞼下垂の治療
が同時に完了。素晴らしい。
美しい二重ラインの完成、本当の仕上がりまでには約3ヶ月くらいかかります。
人から見て分からなくなるのはだいたい1ヶ月後くらいだと思います。
二重切開術後はこちら
眼瞼下垂やった
③目尻切開
「少し詰まっているお目元」と表現されるくらい小粒なお目目だった私。
目の横幅が足りないことが10代の頃からずっとコンプレックスだったので、この機会に憧れの目尻切開も決断。
とても美しく切開して頂きました。
目尻切開にありがちな、
目尻にまつ毛がないのバレバレ、とか
目尻のカーブが丸くてなんかヘン
みたいな不自然さがなくとても素晴らしく仕上げて頂きました。
術後の経過はこちら
目尻目頭切開やった
④目頭切開
目頭に張り出した蒙古襞(もうこひだ)の切除を行いました。
まぶたがかぶさり見た目の悪さを助長していた蒙古襞を取り去って、すっきりとした目元に変身。
これはですね、美人度が大幅にアップしました。
ただ同時に「やった感」はめちゃくちゃ出ますけどね。
会社の人たちに眼瞼下垂の手術をすることは公表していましたが、
ん?
それだけであんなキレイになる?
なんかやった?
みたいに思われてると思います。知らんけど笑
まあ「整形バレ」が一番強いメニューにはなりますが、これによって今回の顔面工事の満足度がかなり引き上げられました。
思い切ってやってよかったです。
④目の下たるみ取り+脱脂
わたし、目の下のたるみについては全くノーマークだったんです。
要するに気付いてなかった。
現在のお顔の状態から必要な施術をトータルで提案してくださるDクリニックだからこそ選択に至ったメニューです。
ノーマークだったとはいえ、ビフォーアフターを見て愕然としました。
だって違いは一目瞭然。
目頭切開が「美しくなる」ために必要な施術だとしたら、目の下の脱脂に関しては「若返る」ために必要な施術と言えます。
アンチエイジングという観点から言うと絶対的に必須科目。
トータルで若返るならやった方がいいと思います。
術後の経過はこちら
下瞼たるみとりやった
⑤口角+あごボトックス
加齢によってへの字に下がった口角をきゅっと上げる口角ボトックス。
さらにあごに梅干し(あごにできるシワシワの梅干みたいなシワのこと)ができるのを防ぐあごボトックス。
2つともこれまでの施術に比べたらかなり地味ですが、ひそかにかなりいい仕事をしてくれています。
きゅっと上がった口角。
韓国アイドルみたいでかわいいです。
あごのシワについては、これを機に初めて意識して他人のあごを見るようになって気づいたのですが。
ずばり「あってはいけないもの」ですね。
あまりきれいなものではない。
はっきり言うと「きたない」笑。
ないほうが絶対にいいです。
この2つの施術は、4ヶ月ごとに今も欠かさず受けているお気に入りの施術です。
術後の経過はこちら
口角・あごボトやった
⑥唇ヒアルロン酸
実は目だけではなく、耳も口も輪郭もお顔のパーツというパーツが全て小作りなわたし。
リップが小さいのでこれはあくまでもおまけの提案で・・・
とカウンセラーの方が見積りに載せてくれたのがこのリップヒアルでした。
好奇心ついでにやってみましたが、結果めちゃくちゃ気に入ってます!
多分今後もやると思いますね。
唇がぷっくりしてるだけでなんだかセクシーな気分になれます笑
⑦頬ヒアルロン酸
最後にほおのヒアルロン酸注入。
この施術のみ3ヶ月後の追加です。
①~⑥の手術後は1ヶ月ごとに計3回、先生の検診を受けにクリニックに通うのですが。
3回目の検診の時に先生に相談しました。
頬コケめっちゃ気になります。って。
頬のコケってものすごく老けて見えるんだって初めて知りました。
ちょっと少な目ですが片方に1㏄ずつ入れて頂き、ほおコケはほぼ改善されました。
これも「若返り」のための必須メニューだと思います。
お見積
それでは見積もりの内訳を発表します。
じゃじゃーん。
施 術 内 容 | 金 額 |
上瞼二重たるみ切開(MT付) | 550,000 |
目頭切開 | 385,000 |
目尻切開 | 385,000 |
下眼瞼たるみ切開(脱脂付き) | 715,000 |
スレッドリフト(16本) | 528,000 |
ボトックス(口角) | 15,730 |
ボトックス(あご) | 15,730 |
ヒアルロン酸(唇) | 111,100 |
ヒアルロン酸(ほお) | 215,600 |
静脈麻酔 | 55,000 |
エクスパレル(3日継続局所麻酔) | 11,000 |
血液検査 | 11,000 |
抗生物質(3ヶ月分) | 29,700 |
治打撲一方(漢方)2週間分 | 22,000 |
合 計 | ¥3,030,060 |
合計約300万円超の顔面大規模工事となりました。
たしかに割安な大手美容外科と比較すると、少し高めの価格設定になっていると思います。
信頼できるクリニックとドクターにおまかせすることがわたしの中で一番の優先事項だったので、金額面に対して特に不満はなく納得できる内容かなと思います。
感想「やってよかった?」
そもそも糸リフトと眼瞼下垂の手術のカウンセリングに行っただけで、なぜ300万相当の顔面フル工事をやる結果になったか?
決して血迷ったわけではありません笑。
なぜならそれは友人の紹介だったから。
わたしの紹介者である既出の友人(43)は、今回の私とほぼ同額の見積りを出され施術を受けています。
そしてその友人(43)の紹介者様は、そのはるか上をいくリピーター顧客で・・という。
つまり300万相当の見積りにも耐性のあるガチ勢であることを見越されたうえでのカウンセリングだったということです。
美容整形って後から後から「ここも」「ここも」って欲が出てくるものだと思うんです。
ここがきれいになったのにこっちはきたないままだ・・・いやだ・・・。
気になりだしたらきりがなくなって、結局後から追加でやる羽目になる。
だったら、
一度に寝ている間に
一度の怖い思いで
一度の痛みで
一度のダウンタイムで
一度の静脈麻酔で
一度の血液検査で
すべてがいっぺんにきれいになったほうがリスタート切りやすくないですか?
修正が必要な箇所をトータルで指摘してくれたDクリニックのカウンセリングは、わたしにとって非常に性に合う解決法だったと思います。
韓国の美容外科もどちらかというとこのようなスタイルが多いです。
例えば
「おでこにボトックスを」とか
「目を二重に」など
患者の希望を聞いてその通りの施術を行うだけの日本のクリニックとは違い、
韓国では
「いや、それよりあなたはここが○○だからコレを入れて、こっちはコレ打つ方がいいよ」みたいなトータルの提案をしてくれます。
先生のセンスや審美眼が素晴らしいからこそ叶うカウンセリング。
それが魅力的だからこそ月イチとかで渡韓してクリニックに通うマダムが大勢いるわけで。
アンチエイジングの解決策としてそれくらいの金額を積むある気概がある患者と分かれば、相手もプロなのでそれなりの提案をしてくれます。
ただし、そこは人それぞれ価値観や状況が違うので、他人に影響されることなく慎重にマイペースな判断をされることが一番大切だとわたしは思います。