バターコーヒーの一番簡単な作り方｜有機JASインスタントコーヒーで解決！

バターコーヒーダイエットを始めてみたいけど、フレンチプレスで淹れたコーヒーじゃなきゃだめなんて、なんかハードル高そう。

そんな理由から手を出せないでいる人も多いんじゃないでしょうか。

でも、もしインスタントコーヒーでもOKだったらどうですか？

それならやってみたいと思う人が増えるんじゃないでしょうか。

今回は有機JAS認定インスタントコーヒーとバターより便利なギーを使って、「効果」と「簡単さ」の両方を手に入れるバターコーヒーの作り方をお伝えします。

Contents

正しい完全無欠コーヒーとは

出典：https://www.bulletproof.com/

シリコンバレー式自分を変える最強の食事の著者デイヴ・アスプリー氏は、完全無欠コーヒー（バターコーヒー）に使うコーヒーとして、

カビ毒に侵されている心配のないコーヒー豆を使って、
フレンチプレスや金属のフィルター、エスプレッソマシンなどで淹れたコーヒー

を推奨しています。

しかし、忙しいビジネスパーソンが毎朝そのような優雅な行為を行えるかどうかというと甚だ疑問です。

というか、わたしは個人的に無理だと判断しました。

ですがシリコンバレー式自分を変える最強の食事を読んでバターコーヒーで得られるさまざまな効果にかなり魅力を感じていたわたしは、なんとか簡単にできる方法はないかと考えました。

そしていろいろ調べた結果、
カビ毒に侵されている可能性の低い有機JAS認定インスタントコーヒーでバターコーヒーをはじめることにしました。

コーヒー豆のカビ毒が危険な理由

カビ毒とは

カビ毒（マイコトキシン）
ほぼどんな人でも慢性的に毎食微量のカビ毒を摂取しているといわれている。

カビ毒の主要源
小麦・トウモロコシなどの穀物、ピーナッツ、果物、チョコレート、ワイン、チーズ、コーヒーなど。
➤汚染された穀物で飼育された（グレインフェッドの）牛の乳にも蓄積される。

だからこそバターコーヒー用のバターは、牧草のみで飼育された（グラスフェッド）牛由来のものであることが重要なのです。

アスプリー氏がカビ毒にこだわる理由

アスプリー氏がなぜカビ毒の危険性を強く訴えるのか。

それは、シリコンバレーの億万長者で起業家でありバイオハッカー*¹でもある彼が自らの体をハッキングして研究した結果、原因不明の疲れや集中力の欠如などはすべてカビ毒に起因するものであるということを突き止めたからです。
*¹自分の体を数値化し徹底分析する人

ハイリスク食品を避ければ脳の集中力やパフォーマンスは最大化する。
はっきり言えるのはあなたが買うコーヒー豆の種類はとても重要だということだ。
引用：『シリコンバレー式自分を変える最強の食事』デイヴ・アスプリー著（ダイヤモンド社）より

カビ毒は多くのコーヒーにみられる

ブラジル産コーヒーの生豆を検査したある研究で加工前の90％以上の豆がカビ毒に侵されていた。
また別の研究ではレギュラーコーヒーの50％がカビ毒に侵されていることが判明。

安いコーヒーが安価な理由は「低品質な豆だから」だけではなく、焙煎後の不適切な貯蔵などで生産管理が行き届いていないため、「カビ毒に侵されて傷んだ豆を高い割合で含んでいるから」というのが正しい見解のようです。

デカフェはだめ！

デカフェ（カフェイン除去）コーヒーはカフェイン入りコーヒー（普通のコーヒー）よりカビ毒を多く含んでいると言われています。理由は2つ。

低品質の豆が使われがちだから（高品質の豆をカフェイン除去するのがもったいないという理由から）
本来はカフェインが豆にカビや微生物が生えるのを防いでいるから

アスプリー氏は、カフェインには脳の炎症リスクを低下させる効果があるとしてコーヒーの栄養価の高さを説いています。

バターコーヒーをはじめるうえで、デカフェを選択する理由はなさそうです。

フレンチプレスにこだわる理由

出典：https://www.bulletproof.com/

アスプリー氏が著書の中で推奨していた完全無欠コーヒーのもうひとつの条件が、フレンチプレスまたは金属のフィルターで淹れたコーヒーであること、というものでした。

その必要性について本書より抜粋して以下に記載しました。

コーヒーに含まれる油脂（カーウェオールとカフェストール）は強力な抗炎症性物質であり、酸化ストレスとDNAダメージを防ぐ。
フレンチプレスや金属フィルター、エスプレッソマシンなどでコーヒーを淹れると、これら貴重なコーヒーオイルが守られて体内で働いてくれる。
引用：『シリコンバレー式自分を変える最強の食事』デイヴ・アスプリー著（ダイヤモンド社）より

つまり今回おすすめするインスタントコーヒーでは、いくら有機JAS認定といえど上記のようなコーヒーオイルによる恩恵は受けられないということはご承知おきください。

まずはバターコーヒーを始めてそのダイエット効果に感動し、もっと深くバターコーヒーを知りたいと感じた時にはじめて本格的に公式のレシピに挑戦すればいいのではないかと思います。

実際にわたし自身がそうで、いまフレンチプレスについて勉強中でして近いうちに記事にしたいなと考えています。