眼瞼下垂ってご存じですか?
加齢とともにまぶたを持ち上げる筋肉の力が弱くなり(または伸びてしまい)、眼球にまぶたが覆いかぶさってしまっている状態のこと。
保険適用による外科治療から、審美的なものを追求した美容整形までさまざまな治療方法があります。
今回は、わたくし美美が眼瞼下垂手術を受けることになったきっかけについてお話ししたいと思います。
眼瞼下垂を知るきっかけ
実はわたし、眼瞼下垂についてはこの歳になるまで全く知識がなかったんです。
ただ、40代に入ってから目が小さくなってきたなーとは感じていました。
アイラインがブレて引きづらいので、まぶたのたるみの存在にも気づいていました。
でもそれを解決しようとも、する術があることもその時は知らなくて。
加齢によるものだから仕方ないと、見て見ぬふりをしていました。
それがなぜ手術に至ったのか。
きっかけはレベルの低いドクターよるおでこのボトックスでした・・・。
初体験・おでこのボトックス
折しもフェイスラインのたるみに悩んでいた頃。
HIFUでは物足りない・・・と糸リフトを決意してカウンセリング巡りなどをしていた頃です。
この頃、ほぼ行く先々のドクターや美容関係の方々から共通して指摘されたことがあります。
それはおでこのシワについてでした。
おでこのシワ多いですね。
でこボトックス必要ですね。
ボトックスでおでこきれいにできますよ?
エラよりおでこを先になんとかした方が・・・
(食いしばりがあるのでエラボトの相談をしていた時)
ええええ、いいんです(泣)。
みなさんはっきりおっしゃってくれるのですごく助かります(涙)。
自分のおでこのシワに無頓着であったことを恥じつつ、ちょうど糸リフトの相談で来ていたクリニックでおでこのボトックスを打って頂くことにしました。
でこボト@さわこ形成外科にて
はじめておでこのボトックスを受けたのは、神戸・御影にあるさわこ形成外科クリニックでした。
院長のさわこ先生が大変お美しく、技術的にも信頼できると地元マダムからの評価も高い。
そんなさわこ先生にお目にかかれることを楽しみにして行ったけれど、残念ながらお会いすることはできませんでした。
カウンセリングから施術までは、二番手っぽい別の女医さんが担当してくださいました。
見た目も普通だしがっかり。←言い方
眼瞼下垂がでこボトした結果
はじめてなので少なめからスタートしましょう、足りなければ後日追加すればいいですからね。
そう言って4単位だけ入れて頂くことになりました。
そしたらですよ。
次の日からめっちゃ目が小さくなりましてですね。
全然思ったように目が開かないし、二重ラインにまぶたがかぶさって超目つき悪い人になってしまったんです。
なによりアイメイクがめちゃくちゃやりづらいの、これにはほんと参りましたね。
アイライン引く場所も分からなくなるし、マスカラは上まぶたについちゃうし、なんでなんで?って。
この時初めて自分が眼瞼下垂であることを知ったんです。
なにこれ?
おでこのシワ解消した代償にしては大きすぎない?
毎日メイクのたびに憂鬱になり、早くボトックスの効力が切れますようにと祈る日々。
考えてみたら、それだけおでこの力に頼って目を見開いていたということなんですよね。
おでこの筋肉をホールドしてみたら、わたしの目を開くまぶたの筋力ってこんなもんなんだ・・。
ボトックスは3~4ヶ月かけて徐々に効力を失っていくのでだんだん楽にはなっていくのですが、それでも2ヶ月くらいは不便な思いをして過ごしました。
眼瞼下垂について調べてみた
どうやらわたしは、眼球にまぶたが3分の一ほどかぶっている中程度の眼瞼下垂のようでした。
まぶたを開く筋力が弱まっているため、日常的におでこの力を使って目を開いている状態。
そのため、人と会話をする時いつもおでこにシワができていました。
おでこの力を借りて目を開く。
→目を見開くたびにおでこにシワができる。
→近い将来「本物のシワ」となって定着し、額に深く刻まされてしまう。
という見た目にとても恐ろしい眼瞼下垂。
眼瞼下垂のセルフチェック項目として次のようなものがあります。
まぶたがたるんでいる
目が開けにくい
しっかり目を開いても視野が狭い
左右で目の大きさが違う
上方のものが見えづらい
運転中、信号が見えづらい
「いつも眠そうな顔をしている」と言われる
ハードコンタクトレンズを10年以上、使用している
額のしわが増えた
原因のわからない頭痛・肩こりがある
わたしは
の8つもの症状が当てはまりました。ああ、そういえばわたし、40過ぎてこれまで無縁だった片頭痛がひどいんだよなー
気象病だと思ってたんだけどなー
運転時に無意識であごを上げているって指摘されたことあるなー。
とか。
思い当たることがたくさんありました。
頭痛の原因が眼瞼下垂にあるなんて知りもしなかったし、おでこのシワに至っては完全に放置プレイでした。
眼瞼下垂は見た目だけではなく生活の質を下げる要因にもなる、決して軽視できない問題。
緊急性はないけれど、この状態でいることは全てにおいて絶対によくないと思いました。
Dクリニックでおでこのボトックス
上記の失敗をふまえ、上田先生におでこのボトックスを打ってもらいました。
前髪の生え際よりも奥(髪の毛の中)に広範囲に少量ずつ打つという方法。
眼瞼下垂である上にわたしはおでこが狭いので、絶対におでこ中程に打ったりはしないとのこと。
結果、おでこの真ん中より下くらいまでわりと自由に開くので目を開く力の自由は効く。
でもおでこの真ん中より上は完全にホールドロックかかってる状態なのでおでこのシワはできない。
という素晴らしい神業を披露してくださいました。
そのあといろいろ調べると、別に神業でもなんでもなくそれが常識らしい。
じゃあSクリニックの二番手女医、いったいなに勉強してたの?って感じですよね。
ボトックスは信頼できるドクターに
そもそもですね。
美容外科のドクターであれば私の目を見てすぐに眼瞼下垂であることが分かるはずなんです。
それなのに、いたってマニュアル通りの量と場所にボトックスを注入するもんだから目が開かなくて大変!なんてことになってしまったんです。
しばらくアイメイクがめちゃくちゃやりづらいし目つきが悪いしで、かなり不快な3か月を過ごしました。
こちらのクリニックにはまたレーザーでお世話になる予定なので(安いから)、再来院した際に嫌味のひとつでも言ってやりたいです。
まあボトックスは3か月もすれば元に戻りますからね。
失敗しても深刻に悩む必要がない。
それがボトックスのいいところですよね。
みなさんも信頼できるドクターに出会えるまではどんどん残念な結果も受け入れて(ボトックスに関しては!です)きれいになる挑戦をし続けてくださいね。
注入系うまいドクターはほんと上手なので。
悩みを理解したうえで最適な治療を施してくれる、信頼できる技術力のあるドクターに出会えますように。