ダイエット

究極のデトックス!6日間ファスティングで得られる6つの効果を解説

ヨットの上で寝転がる女性

ファスティングでどれくらい痩せるの?

仕事をしながらでも大丈夫?
体調が悪くならないか心配…

そもそも何日も食事をガマンする自信がない!

ファスティングに興味はあっても不安でいっぱいなあなた。
ファスティング歴5年以上のわたくし美美が詳しく解説しますのでご安心くださいね。

6日間ファスティングで得られる6つのメリット

ファスティングを行う日数は人によってさまざまですよね。

半日ファスティング
週末ファスティング
3日間ファスティングetc….

ですが、なんといっても美美のおすすめは6日間ファスティングです!

ファスティングの恩恵を最大限に受けたいのであれば、6日間でなければ意味がないといっても過言ではありません。

短期間のファスティングでは得られない、6日間ファスティングによる6つの効果がこちら。

6日間ファスティングによる6つの効果

  1. デトックス効果
  2. ダイエット効果
  3. 代謝酵素の活性化
  4. 胃腸、消化器官の休養
  5. 脳の活性化
  6. 食習慣の改善

詳しく解説していきます。

ファスティングのしくみと6つの効果

アボカドとトマトのサラダボウルファスティングを行うと体にはどのような変化が起こるのでしょうか。

ここではファスティングの魅力を十分知って頂き、余すところなくその恩恵を受けて頂くためにファスティングのしくみと効果について説明していきます。

ファスティングとは

一定期間、体内に食物を摂り入れず、ファスティングドリンクだけで最低限必要なエネルギーとミネラルを確保して行う体質改善方法およびダイエット方法のこと。

6日間ファスティングの効果その① デトックス

食品添加物や有害金属など、排出するのが難しい毒素の排出が可能

人体に有害なミネラルである有害金属は脂肪細胞に取り込まれやすい性質があります。
そのためファスティングによって燃焼した脂肪が血液中に放出され、肝臓や腸を経由して便や尿として体外に排出されます。

有害金属の人体への害

  • 脂肪細胞が最も多い臓器である脳への悪影響(アルツハイマー病の原因)
  • 出産時、母体に蓄積した毒素が胎盤を経て胎児に悪影響を及ぼす。

身の回りの食品添加物

  • コンビニ食材などには必ず使われている保存料や着色料、香料
  • チョコレートなどに含まれる増粘剤や乳化剤
  • カロリーゼロや糖質ゼロを謳う食品には欠かせない人工甘味料など・・・

元来わたしたちのカラダは、自然界に存在しないものを代謝するシステムを持ち合わせていません。
そのため食品添加物漬けの生活は、味覚の異常・新陳代謝低下・免疫力低下・体調不良など、様々な不調を来たします。

定期的なファスティングは、これらの毒素の排出に大変有効です。

6日間ファスティングの効果その② ダイエット

まずは6日間のファスティングを行ううえで、体にどのような変化があるかを時系列の表にまとめてみました。

ファスティング期間 主なエネルギー源 からだの変化
1~2日目 糖質 胃腸・消化器官の休息
体内の余分な塩分の排出とむくみ改善
3~4日目 糖質+脂質 脂肪燃焼 滞留便の排出
傷ついた細胞の修復
5~6日目 脂質 脂肪燃焼
脳の覚醒

1~2日目
脂質よりも糖質の方が先にエネルギーに変換されるため、ファスティング開始直後は体内の糖質が優先的にエネルギーとして使われる。

2~3日目
体内の糖質が渇望し始め、エネルギー源が糖質から脂質へと切り替わっていく。
それにより脂肪燃焼のスイッチがONになる。

4~5日目
体が脂質をエネルギー源とすることにより脂肪燃焼が活発に行われる。
これによりケトン体が生み出され、記憶力や思考力が活発化する。

このように、体が脂質をエネルギー源とするシステムに切り替わるのは、ファスティングを開始してからおよそ3日目以降であることがわかります。

この頃から脂肪燃焼のスイッチが入り始めるため、よくある3日間ファスティングはすごくもったいない!

脂肪燃焼の観点からいうと、ファスティングは6日間でなければもったいない!

6日間ファスティングの効果その③ 代謝酵素の活性化

体内の酵素は主に、消化酵素代謝酵素に分けられる。

日常的な過食や加工食品・食品添加物の過剰摂取は消化酵素を大量に消費しますが、一方でファスティングによって体内に食べ物が入ってこなくなると、消化酵素が不要となり代謝酵素の働きが優先的になります。

これにより今まで手の回らなかった細胞の修復や、排出しきれなかった毒素の排出が可能になります。

酵素が消化に使われない

代謝酵素が活発になる

細胞の修復がおこなわれる

美肌効果・デトックス・新陳代謝アップ!

つまり消化酵素の節約がとても重要なのです!!!

6日間ファスティングの効果その④ 胃腸・消化器官の休養

わたしたちが一日3食の食事をとることにより、臓器は毎日休むことなく消化・分解・吸収・排泄などさまざまな仕事をしてくれています。
しかしファスティングをすることによって、普段酷使している臓器に休息を与えることが可能になります。

胃腸・消化器官の休息

腸内環境の改善・内臓機能アップ

血液の汚れが改善しサラサラ血へ

内臓機能が低下すると基礎代謝低下の原因となり、慢性的に太りやすい体につながります。

定期的に臓器を休ませてあげることはとても大切です。

6日間ファスティングの効果その⑤ 脳の活性化

わたしたちの脳のエネルギー源はブドウ糖です。
しかしファスティング3日目くらいから体内のブドウ糖(糖質)が使い切られるため、代役としてケトン体が使われるようになります。

ケトン体とは
ファスティング3日目くらいからエネルギー源は脂質へとスイッチします。
これにより脂肪が燃焼されるが、この時の副産物としてケトン体が生み出されます。

ケトン体の効果

  1. α波が優勢になり集中力や記憶力が増す
  2. 五感が増す(特に味覚と臭覚が鋭くなる)
  3. 脳が最高の集中とリラックスを得た状態になる
    (いわゆるトップアスリートがZONEに入った状態)

ァスティング3日目くらいから体が軽くなり目覚めもスッキリ!集中力も高まる!

6日間ファスティングの効果その⑥ 食習慣の改善

ファスティングを通して食に対する意識が向上するため、暴飲暴食や食品添加物の摂取など、これまでの体に悪い習慣を避けるようになります。
そして味覚の改善により、ファスティング後も体に優しい食べものを選ぶようになるでしょう。

その結果、QOL(クオリティー・オブ・ライフ)の向上につながる!

【実践編】ファスティングのやり方

グリーンスムージーと緑の野菜まずは大前提として、ファスティングを行って頂けない方の特徴をまとめました。

必ずお目を通して頂いたうえで、準備期間に入っていきましょう。

注意!こんな人はファスティングができません!

治療中の方 妊娠中・授乳中の方
適応年齢外(中学生以下65歳以上)の方
低体重(※BMI18以下)の方
※BMI = 体重(kg)÷身長(m)2乗

いきなりファスティングをはじめるのは間違い!

ファスティングに入る前に、必ず「準備期間」を設けましょう。
準備期間とは、ファスティング開始日に向けて徐々に食事の量や内容をボリュームダウンさせていく期間のことです。

準備期間をとらずにいきなりファスティングを始めると、心と体が拒否反応を起こしたり体調が悪くなってしまう可能性があります。

準備期間は3日間くらいは余裕を持って設定してください。

準備期間中の食事メニューの注意点

  • 高脂肪な食品や過剰な塩分の摂取を控える
  • 肉類を避けて和食中心の食事メニューで
  • 満腹になるまで食べず腹7分目でおさえる
  • お菓子はファスティングの効果を妨げるので禁止する

以上の注意点を守りながら
『まごわやさしい』を参考にメニューを決めていきましょう。

まごわやさしいの図

準備期間を終えていよいよファスティングスタート

ファスティングドリンクの飲み方

ファスティングドリンク240mlを1ℓのミネラルウォーターで割ります。
これで一日500Kcal程度のエネルギーと必要なミネラルを補給することができます。

ドリンクを飲むときの注意点

  • ドリンクはこまめにこまめに飲む
  • ドリンクは常温の水で割る
  • ドリンク以外にも意識的に水分補給をおこなう

低血糖を予防するため、ドリンクはこまめに補給することを忘れないでください。

冷水は内臓の働きを低下させるため、必ず常温のお水を飲むようにしましょう。

ドリンクの希釈分1L食事から補えない不足分1.5L合計2.5Lは飲むことを心掛けてください!

ファスティング中は食事からの水分(野菜の水分や味噌汁・スープなどの汁物類)が摂れないため、意識的に水分補給することが重要です。

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ファスティング中に摂取してはいけないもの

ファスティングがスタートしたら、絶対に避けてほしい行動と理由をまとめました。

NGな行動と摂取 理    由
すべての固形物 スープ・スムージー・お味噌汁・豆乳・清涼飲料水・アメ・ガムなどすべて! 胃腸や消化器官が働いてしまう!
毒性のある嗜好品 タバコ・アルコール類 毒素を出しながら毒素を摂り入れる、ファスティングに相反する行動
カフェイン コーヒー・紅茶など 胃腸を傷つけ栄養吸収を阻害
激しい運動 ランニングや激しい有酸素運動など エネルギーと糖質が枯渇し低血糖で危険な状態になる可能性あり

いいものであれ悪いものであれ非常に吸収しやすい状態であることを心得る。

起こりうる不快な症状

ファスティング中は体にさまざまな変化が起こるため、まれに下記のような不快な症状が現れることがあります。
ファスティングの初期症状としてよく見られますが、一時的なものなので心配せずにゆっくりと過ごしてください。

症状例①

頭痛 めまい 立ちくらみ 眠気
【原因】 低血糖 毒素の排出(好転反応)
【対処法】自然塩(岩塩など)でミネラルを補給
ドリンクは正しい量をこまめに飲んでいますか?

症状例②

軟便 水便
【原因】 毒素の排出 滞留便の排出 固形物を摂取していないため
【対処法】さまざまな原因あり こればっかりは自然に任せるしかない!
はじめる前にはぜひスケジュールのご確認を。

症状例③

冷え
【原因】 摂取カロリーの低下 熱量の発生が低下→体温が低下(体の省エネモード)
【対処法】午前中は必ず白湯を飲む・温かいルイボスティー・腹巻
ビタミン・ミネラル豊富なオーガニックのルイボスティーがおすすめ

ファスティング中のメンタル

一日3食なにを食べるかを考え・選び・作り・食べ・片付ける、という食に注いでいた莫大な時間を、ファスティングによって有効に使うことができます。
思考力が高まるこの機会に、普段できない読書や勉強をはじめるのもおすすめです。

さらに体がデトックスするのに合わせて思考のデトックスもすすみ、断捨離をおこなうなどの欲求が増長します。
体も心も身の回りも全てがクリーンな状態になり最高の気分を味わえるでしょう。

最も重要で最もつらい回復食期!

6日間のファスティングが終わったら待ちに待った回復食です。

ここまで読んでくださった美意識の高いあなたならお分かりかと思いますが、くれぐれもいきなり好きなものを好きなだけ食べたりしないでくださいね。

準備期間とは反対に、少しずつ少しずつ食事の量と内容をボリュームアップさせていきます。

「食べられるのに食べられない。」
これが回復期間が最もつらいと言われる所以です。

回復期間は、ファスティングにかけた日数と同じ日数を設定してください。
6日間ファスティングであれば回復期間も6日間です。

回復期間中の食事メニューの注意点

  • 白ご飯は高GI値のため避ける
  • タンパク質・脂質は消化器官をいきなりフル稼働させてしまうのでNG
  • アルコールは毒性が強く肝臓にいきなり負担をかけてしまうため1週間は我慢

以上の注意点を守りながら、準備期間と同様『まごわやさしい』を参考に和食中心のメニューを決めていきましょう。

2週間お疲れさまでした!

ピンクのスムージーとピンクの花束準備期間3日間 + ファスティング期間6日間 + 回復期間6日間 = 15日間
約2週間にもわたるファスティング、本当にお疲れさまでした。

身も心も軽くなって、お肌も体の中もとってもきれいになって、やる気もパワーもみなぎっている今のあなた。

まるで生まれ変わったような気持ちではありませんか?

このファスティングにかけた多大な努力とお金と時間を、決して無駄にしてほしくないと美美は考えます。
もちろん美意識の高いあなたなら、そんなことはもうお分かりいただいていることと思いますが。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。